あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

5年間の片思い

お題「甘酸っぱい思い出」

 

こんにちは!あんこです。

 

今日は小学校から中学までずっと片思いしていた

 

甘酸っぱい恋の思い出のお話を綴っていこうと思います。

 

 

わたしは小学校5年生に上がるとき、

 

地元の隣の地区へ引越しをしました。

 

なので、小学校が変わったわけなんですが、

 

当時はものすごい人見知りな子でした。

 

今では多少マシになったものの、

 

やっぱり初対面の方とお話しするのは緊張します^^;

 

そんなわたしが新しい担任の先生に連れられて

 

入ったクラスの中にA君は居ました。

 

 

A君はクラスの中心にいる子で、

 

運動神経も抜群、頭も良く背も高かったので

 

クラスの人気者でした。

 

そんなA君や、A君と仲の良いBちゃんや

 

Cちゃんは気さくにわたしに話しかけてくれ、

 

すぐ仲良くなり、よく遊ぶ仲になりました。

 

わたしの家が学校から近かったため、

 

わたしの家で遊ぶことも良くあり、

 

わたしには弟がいるのですが、

 

A君はなんでもそつなくこなすので

 

弟も慕っていました。

 

ある時、BちゃんとCちゃんがわたしに聞いてきました。

 

A君のことどう思う?と。

 

わたしは当時、恋なんて何もわからない小学生だったので、

 

わたしはとくにこれと言った返事はしなかったと思います。

 

すると、Bちゃんが、

 

「A君はあなたの事が好きなんだって!」

 

と言ってきたのです。

 

続いてCちゃんも、

 

「最初に来た時からヒトメボレらしいよ!」と。

 

わたしは混乱しました。

 

A君はわたしが好き…?

 

でも恋なんて何もわからないわたしは、

 

その次の日から、明らかにA君を避けるようになりました。

 

好きと言われて、悪い気はしません。

 

でも、どう接したら良いかわからないんです。

 

そのうちに、わたしも気になりだして好きになりました。

 

でも、素直に行動に表せないわたし。

 

 

そんな時、席替えがありました。

 

BちゃんとCちゃんが席替え係というのを買ってでて、

 

なんとわたしとA君を隣同士にしようと言うのです。

 

A君はもちろん乗り気で、Bちゃんに渡された紙を受け取ります。

 

わたしはというと、Cちゃんにこれを取ってと言われても、

 

素直に行動に移せません。

 

だってこんなの小学生には恥ずかしすぎる!

 

好きな人と隣の席同士になるなんて!

 

席をくっつけなきゃいけないし、

 

教科書を忘れたら一緒に見なきゃいけない。

 

顔から火がでそうなくらい赤かったと思います 笑

 

でもなんだかんだ2人には逆らえず、半ば無理やり隣同士に 

 

嬉しい反面恥ずかしい

 

そんな感じで常にA君のアプローチを

 

全力拒否していたんです。 あぁなんてことを。もったいない

 

そうしていくうちにA君は、

 

気付いたらわたしのことはもう諦めたようでした。

 

でもわたしはまだ好きなので、

 

家庭科の授業でリュックを作ることになり、

 

いろんな柄の種類の中から1種類を選んだら

 

偶然わたしとA君は同じ柄!

 

そして席も近く、柄が一緒なので

 

糸の色も一緒ということで同じミシンで作ることに!

 

運命なんじゃないか! 

 

そんなことでも内心ドキドキしながら、

 

でもうまく話せない!という日々を過ごしていました

 

 

 

そうこうしているうちに、小学校卒業、

 

あっという間に中学生に。

 

中1になったわたしは

 

相変わらずA君が好きで。

 

でも冷たくしてしまった手前、BちゃんとCちゃんには言えずにいました。

 

中1ではクラスは同じだったので、

 

陰ながら盗み見てカッコ良いなと思う日々(ちょっとストーカーっぽいですね 笑)

 

中学生になった事もあり、

 

他の小学校の子とも仲良くなり、

 

Dちゃんと特によく一緒にいるようになりました。

 

ある時、Dちゃんに好きな人いるの?と聞かれ、

 

良い機会かもと打ち明けました。

 

すると、なんとDちゃんもA君が好きだったんです。

 

ライバル登場!

 

の前に、わたしは心強い友達ができたと思いました。

 

その子はすごく明るい子で、誰とでも仲良くできる子でした。

 

その子と一緒にいればA君とまた仲良くできるんじゃないかと思いました。

 

ですがやはり自分で行動しないと進展しないのは当たり前で、

 

中2になりクラス替えがあり、

 

それでA君とは離れ離れに。

 

それでもずっと忘れられずに好きだったわたしは、

 

Dちゃんと一緒にバレンタインデーにチョコを渡そうと決めました。

 

そして直接告白はどう考えても無理なので、

 

手紙で思いを伝えようと。

 

 

バレンタインデー当日。

 

2人共チョコを用意し、放課後、A君が帰る道で待っていました。

 

すると、Dちゃんは急に

 

「帰る」と言いだしたのです。

 

え?

 

わたしはどうしようと思っていると、

 

目の前を、A君が通り過ぎました。

 

するとDちゃんはわたしに、チョコを託し、

 

「わたしの分も渡しといて」と颯爽と帰って行ったのです。

 

 

考える暇もないわたしは、

 

とにかくチョコを渡さなきゃと思い、A君を追いかけました

 

わたしが作ったチョコを渡したい、

 

想いを伝えたいと言うのもありましたが、

 

Dちゃんのチョコも渡さなきゃという責任感が

 

ヘタレなわたしを突き動かしたと思います

 

そしてやっと追いつき、名前を呼ぶと、

 

振り向いてくれました。

 

わたしは目を見ることができず、

 

「これ、チョコ。よかったら食べて。」

 

とこれまた冷たい^^;

 

A君「あ、ありがとう」と受け取ってくれました。

 

そして帰ろうとするA君。

 

あ!と思って

 

「これ!Dちゃんからも!」

 

と無事にDちゃんのチョコも渡しました

 

 

家に帰ってやっとひと息。

 

帰りの道はずっとドキドキしっぱなしでした。

 

でも、これで、やっと想いを伝えられた

 

振られても、万が一両思いになれても、なんでもいい

 

自分はがんばった!

 

そして数日後、一向にA君をからアクションがないのが不思議に思いました。

 

手紙に気づいていないのか?

 

いや、わかりやすいところに入れたはず…

 

そんなことをもんもん考えて過ごしていたら、

 

ついにホワイトデー当日に。

 

あ、もしかして今日返事を聞けるのでは!

 

と思い、急にドキドキしだす心臓。

 

ついに放課後、1人で帰り道を歩いていると、

 

A君と部活仲間数人グループが後ろの方にいるのが見えました。

 

するとA君がわたしに向かって走ってきたのです。

 

ついに告白の返事が!!

 

 

すると渡されたのは可愛くラッピングされた箱。

 

チョコのお返しだー*\(^o^)/*

わーい*\(^o^)/*

 

 

そしてA君は何も言わず、去って行きました。

 

あれ?返事は?

 

と思い、A君の方に目を向けると、

 

何やら部活仲間に、からかわれている様子。

 

多分チョコを貰って、お返しをあげたという事を

 

中学生であった男子たちはからかっていたのでしょう

 

じゃなくて、返事がないんです。

 

あ!もしかして、手紙が入ってるのかも!

 

と思い、早速家に帰って開けてみたがどこにも見当たらない。

 

うーん。どうしてだろう。

 

ちゃんと告白したのに。

 

 

「ずっと好きでした」と。

 

…。

 

そうです

 

ずっと好きでした   しか、手紙には書いていなかったんです。

 

今考えても、その手紙をもらったところで、

 

「でした」って過去形になってるし、

 

「付き合ってください」とか「あなたはどう思っていますか」とか、

 

なにも書いていない

 

そりゃわたしでも返事に戸惑い、

 

結局はA君のようにしたと思います。

 

わたしの無垢すぎる恋心が仇となった瞬間でした 笑

 

それからはというと、中3になった私たちはクラスも一緒になることはなく、

 

たまに昇降口ですれ違う時に

 

バレンタインの事を知るA君の部活仲間が

 

「ヒュー♪」と口笛でからかってくる事が続き、

 

わたしはその度に顔が赤くなりながら卒業まで過ごすことになりました

 

そんな感じでわたしの甘酸っぱい恋は終わったのです。

 

そういえば、チョコをわたしに託して帰ってしまったDちゃんはというと、

 

本当は好きではなかったんだとか^^;

 

でもわたしの話に合わせてくれ、

 

わたしに少しの勇気をわけてくれ、

 

背中を押してくれたDちゃんには感謝しかありません。

 

ちなみに、Dちゃんのチョコには「義理です」

 

でかでかと書いたというので、

 

もらったA君にとってはなんとも複雑な 笑

 

 

 

これがわたしの甘酸っぱい青春の思い出です。

 

あのときもう少し素直になれてたら少しは変わってたのかも?^^;

 

バレンタインデーの時期になるといつも思い出します 笑

 

 

今日はとても長くなってしまいました^^;

 

ここまでご覧になってくれた方、ありがとうございます。

 

共感頂けた方、わたしもこんなエピソードあったよという方、

 

よろしければコメントくれると嬉しいですσ(・´ω`・) 

 

 

ではまた!