あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

母乳育児

こんにちは!あんこです。

 
ついに娘ちゃんが風邪をひきました>_<
 
ここ最近、周りで風邪が流行っていたので
 
気をつけるようにはしていたんですが…
 
やはり引いてしまいましたね。
 
咳が酷いのですが、それを聞いてるとこっちまで苦しくなってきます(O_O)
 
はやく良くなるといいなぁ。

 

 
さて、今回は、母乳育児について綴っていこうと思います。
 
最近では完全母乳育児の事を完母、
 
ミルクと母乳両方使い分けることを混合、
 
ミルクのみをミルクと呼ぶようです。
 
科学的な面から見ても、わたしたちの感覚から見ても、
 
完母の方が赤ちゃんにもお母さんにも断然に良いことは確かです
 
免疫力もあがるし、肌が触れ合うので
 
安心もする、そしてミルク代が要らないという経済的でもあります。
 
わたしも、完母が1番だと思っていますし、
 
実際娘ちゃんも完母で卒乳まで育てました。
 
 
ですが、そこには並々ならぬお母さんの苦労が
 
隠れていることを理解してほしいと思います。
 
 

 

まず、誰もが絶対に完母で育てられるわけではないということ。
 
母乳の出る量や作られる量は人により異なります。
 
わたしは産後3日目から胸が張りすぎてカチコチになり、
 
保冷剤を当てていなければ痛くなるほど母乳の出が良かったので、
 
自然と完母で育てるようになりました。
 
もちろん、完母の方が色々と良いと聞いてもいたので、
 
ちょうど良いと思ったくらいです。
 
ですが、普通は初産でそんなにはやく母乳が出るはずがないんです。
 
産後1週間はうまく母乳が作られず、
 
その後徐々に生産(笑)が安定してくるというもの。
 
ですが、人によっては生産量が少なく、
 
ミルクを足さなくてはいけない事の方が多いのです。
 
特に経産婦さんなどは話を聞くと多いようです。
 
1人目で飲み尽くされてしまうのか、なんなのか、
 
2人目の方が、3人目の方が、
 
だんだん母乳の出が悪くなっているとよく聞きます。
 
 
そんな母乳も、3ヶ月を過ぎる頃には
 
赤ちゃんの飲む量とおっぱいの母乳の生産量が合うようになってきて、
 
張りすぎてカチコチになったりすることは少なくなっています。
 
 
ですが、ちょうどその時期が1番お母さんたちが母乳に悩む頃です。
 
今までたくさん作られていた母乳も
 
おっぱいが張るほど作られなくなり、
 
ミルクみたいに赤ちゃんが飲んだ量がわからないので
 
ちゃんと足りているのか心配になります。
 
 
混合にしているお母さんも、
 
母乳の量が増える気がしなく、ミルクの量が増えるばかり。
 
本当はもっと母乳を飲ませたいのに…
 
という人が多いです。
 
 
完母のお母さんは、おウチに体重計があるのであれば、
 
飲む前と飲んだ後、体重を測ってみて
 
その差で計算できたり、
 
あとは予防接種などで病院に行った際に
 
体重が増えているか見てもらったりすると
 
不安は少し減ると思います。
 
 
混合のお母さんは母乳の量を増やしたいのであれば、
 
出ていなくても根気強く赤ちゃんに吸ってもらうこと
 
母乳の生産を増やすことにつながります。
 
吸われている刺激が多ければ多いほど、
 
それに応えようと体は対応するものです。
 
今出ていなくても、いずれ出るかも!
 
と思って吸わせてあげれば、必ず母乳は増えていきます。
 
それでもやっぱり足りない時はミルクをあげれば良いと思います。
 

 

 
ここで、完母が1番だとわたしも言っていましたが、
 
やはりお母さんの負担はものすごいことを紹介しておきます。
 
 
赤ちゃんは、3時間おきに寝て、起きてを繰り返します。
 
その3時間感覚で大体母乳をあげるのですが、
 
母乳は自然なものなだけあり、
 
ミルクと比べて消化吸収が早いです。
 
ですので飲んで1時間後にはお腹が空いて泣く
 
なんてことは日常茶飯事
 
これがミルクだと3時間は持ってくれるので、
 
どこかに出かけなければいけない時も
 
時間の使い方を考えれば良いのですが、
 
母乳だとそうはいきません。
 
外で授乳できる所なんてそんなに沢山ないので、
 
結局お家に引きこもりがちです。
 
 
もちろん、小さいうちはあまり外に出歩かない方がいいですが、
 
ずっと引きこもっているわけにもいきません。
 
ですが授乳のことばかり気にかけてしまい、
 
結局生後5ヶ月位になるまでは安心して外に出れないのです。
 
 
5ヶ月も家にずっといるなんて、普通無理ですよね。
 
お母さんだってストレスたまるし、
 
ずっと赤ちゃんと2人きりなんて息がつまる!
 
少しは息抜きしたい!
 
と思うのが普通です。
 
こういう時、完母ではなく混合やミルクだった場合、
 
すごくなんです。
 
完母の場合はお母さんしか母乳をあげれないので、
 
どこへ行くのも、何をするのも赤ちゃんと一緒になります。
 
 
わたしもそうでした。
 
わたしの場合、母乳の量が多く、
 
すぐ張ってしまうので飲んでもらわないと困ることと、
 
ミルクを飲ませてみましたが拒否され、
 
結局完母でしか育てられず、
 
卒乳するまでずっと一緒に行動していました。
 

 

完母は3時間も時間をあけれないので、
 
美容院も行けません。
 
お買い物も、1.2時間おきに授乳をしながらなので
 
ものすごい時間がかかります。
 
もちろんその間うんちやオシッコをして、
 
オムツが汚れて泣くので、その際も中断してオムツ替えです。
 
 
そして自分が風邪など病気をした時、
 
薬を飲めないことも辛いことです。
 
 
これが完母でなければ、美容院にもいけるし、
 
お買い物もじっくりできる、
 
薬を飲んでいる間はミルクにすれば良いのです。
 
これならお母さんもストレスも少なく済むし、
 
お父さんやおばあちゃんも赤ちゃんの面倒を見れて、
 
お父さんの育児勉強&親孝行もできます。
 

 

 
よく、お年を召した方が、混合だと
 
強い子にならないし、経済的じゃないし…
 
などと言われる方が多いです。
 
ですが、そんな小言は気にしなくて結構!
 
育児において、周りの何気ない言葉が心に刺さることはよくあります。
 
わたしも今でも色々言われてグサッとくることもあります。
 
でも、この子は自分の子。
 
他人のことはあまり気にしなくて良いのです。
(もちろん、先輩方の言うこと全てがそんな小言ばかりではないと思うので、
 良いところは参考にしましょう)
 
 
育児において、愛情を注ぐことはもちろんですが、
 
お母さんが頑張りすぎないことが1番大事です。
 
子供も、お母さんが元気なかったり、
 
イライラしていたら嫌ですからね!
 
ですから、今母乳で悩んでいる方、
 
これからどうしようか考えている方。
 
完母は確かに良いことずくめです!
 
ですが、混合も、ミルクだけでも、
 
良いことだらけなので臆することなく選択しましょう!
 
実際、わたしの旦那さんはミルクだけで育ちましたが、
 
健康で骨太に育っております。笑
 
 
わたしも、2人目を授かった時は混合に挑戦しようと考えております。
 
 
長々と失礼しました。
 
今回はこの辺で終わりたいと思います。
 
少しでも誰かの不安がなくなりますように。
 
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
 
 
ではまた!