ペットショップとブリーダー

こんにちは！あんこです。

寒い日が続きますが、皆様いくらお過ごしでしょうか？

わたしは腰痛持ちなので、

寒い日が続くと腰痛が悪化して寝てばかりいます((^^;

さて、今回は以前少しお話ししたブリーダーから

ペットショップへのわんちゃんの売買について

お話ししたいと思います。

※これは私が働いていたペットショップでの経験によるものなので

全てのペットショップ、もしくはブリーダーさんに言えることではありません。

ペットショップがワンちゃんたちをどうやって仕入れているのか。

大体は、市場（いちば）というところがあり、そこに週に１回、

多くのブリーダーさんとペットショップの仕入れ担当者が集まります。

漁港の「せり」を思い浮かべてもらえるとわかりやすいと思います。

ワンちゃんは専用の入れ物に１頭ずつ入れられ、識別番号で分別されます。

そしてベルトコンベアみたいなものに乗せられ、

順番に値段の交渉と買い手を決めるというもの。

客観的に見ると、犬たちは魚扱いといいますか、

モノ扱いではないかと思うのは当然だと思います。

大切な命を、そんな適当に売りさばくなんてと。

でも、今の日本ではこれが普通になってしまった。

そして売買されるワンちゃんはもちろん何十頭といるので、

１頭１頭詳しい健康診断をすることもなく、売りに出されます。

もちろん、健康状態は良好なこと、

異常（噛み合わせやミスカラーなどいろいろあります。）の提示は

絶対で、虚偽の報告をするとペットショップから

返品（犬はものではないですが）されます。

ですが、やはり感染症など

潜伏期間がある病気や感染経路が明確でない病気などは

返品はできないに等しいです。

もちろん生き物ですので、その辺は承知の事実ですが、

やはりあれだけの頭数が一つの場所に集まるということは

それなりのリスクもあるということ。

１頭感染していればその病気が広がる可能性は否定できません。

劣悪な環境下で生まれたワンちゃんは、

やはり病気持ちの可能性も高くなります。

ですが、もちろん売りに出すときはきれいにしてくるので

わかりづらいのが本当のところ。

そんな子がペットショップに行き、

そして飼い主様にわたっていくのです。

今日本では、たくさんのペットショップがあります。

なにか大きなショッピングモールができると、必ずと言っていいほど

ペットショップが入っています。

ペットショップのワンちゃんが全頭劣悪なブリーダーさんから

仕入れたワンちゃんなわけではありません。

ですが、やはりそういう需要を減らさない限り、市場という仕組みは

なくならず、ペットショップも増え続け、

乱繁殖はなくならないと思うのです。

ペットショップで購入してはいけないとは言いませんが、

飼い主としてワンちゃんのすべてを知りたいのであれば

ブリーダーさんから直接購入するのが一番だと私は思います。

今回はこの辺で失礼したいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます！

コメント等、いただけると励みになります！

これは私の一意見であり、ペットショップ等を批判するわけではありません。

ですが、現実にある出来事をわかっていただきたく、

ここに書きました。

少しでもワンちゃんが悲しい思いをしませんように

ペット業界がいい方に進みますように。

ではまた！