あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

わんちゃんの被毛について

こんにちは!あんこです。

 
わんちゃんにはたくさんの種類がいますが、
 
被毛も犬種によってさまざまで、
 
わんちゃんを飼うにあたっての知識として知っておくと、
 
自分のライフスタイルに合う犬種を見つけやすいと思うので
 
ぜひ参考にしてください!
 
 
わんちゃんを飼う決定打は
 
やはり見た目の可愛さだと思いますが、
 
犬種によっての性格、被毛の性質を知っておくとより理想の、
 
そしてお手入れにかかる時間の目安もわかると思います!
 

 

 
まず、被毛には大きく分けてシングルコートダブルコートの2種類あります。
 
シングルコートは簡単に言うと
 
人間の髪と同じと考えるとわかりやすいと思います。
 
被毛は1種類の毛からなり、
 
伸び続ける毛なので、トリミングが必須です。
 
トイプードルシーズーなどが例ですね。
 
 
シングルコートは換毛期という、
 
毛の生え変わり時期がないので、
 
抜け毛は少なく、お部屋が毛まみれで掃除が大変!
 
という事はない事が利点です。
 
ですが前述したように毛は伸び続けるので
 
トリミングが必須(トリミングとは、爪切り、耳掃除などのお手入れの他、シャンプー、ブロー、カットまで全てを含む作業のことを言います)
 
よって毎月のトリミング料金がかかります。
 
もちろんカットをするので
 
グルーミングより(グルーミングとは、カットを含まないお手入れ、シャンプー、ブローまでの作業のことです。ほとんどのお店ではグルーミングで足周りのカットはやってもらえる事が多いです。)
 
料金は高くなります。
 
 
そしてシングルコートの子は
 
毛がダブルコートの子より長く、
 
柔らかいので毛玉になりやすいので、
 
毎日のブラッシングは欠かせません。
 
季節としては被毛には保温効果はあまりないので寒さには弱い子が多いです。
 

 

次はダブルコートです。

 

シングルコートと違い被毛の種類が2種類あります。
 
オーバーコートアンダーコートがあり、
 
オーバーコートはその名の通り上毛で、
 
短く少し硬めの毛です
 
アンダーコートはオーバーコートを少しめくってみると見えるのですが、
 
綿毛のようにふわふわした暖かそうな毛です。
 
 
犬種は柴やチワワ、ダックスフンドなどが例ですね。
 
 
このダブルコートは、シングルコートみたいに毛は伸び続けず、
 
ある一定の長さになると生長しなくなります。
 
なのでトリミングは基本的に必要なく、
 
グルーミングですむので経済的です。
 
ですが、ダブルコートは換毛期というものがあり
 
半年に一回、主に夏前と冬前(これは個体によって微妙にズレがあります。それは、換毛期は日照時間によって変わってくるからです。)にあり、
 
1.2ヶ月ものすごい毛が抜ける時期が来ます。
 
もちろん換毛期でない時も常に抜け毛はあり、
 
お部屋の掃除は毎日しないと大変なことになるのですが、
 
換毛期は特に抜け毛がひどく、
 
このまま毛が全て無くなってしまうのではないか?と思うほどです。
 
そんなに抜けるので、
 
その時期は毎日ブラッシングをして抜け毛をとってあげないと、
 
うまく抜けきらなかった抜け毛が溜まり、
 
皮膚の風通りが悪くなり、皮膚病の原因にもなります。
 
 
そして季節は二枚毛なだけあり、夏に弱い子が多いです。
 
 

 

そして他にもこの2種類の被毛には違う点があります。
 
それは、耳毛です。
 
耳の穴を見てみると、
 
犬種によって耳毛が生えていたり生えていなかったりすると思います。
 
これは、もともとダブルコートが犬本来の姿で、
 
改良を重ねてシングルコートを作った時の突然変異だと言われていますが、
 
その時にシングルコートの犬には耳毛が生えるようになりました。
 
 

 

さて、ここまでダブルコートとシングルコートの特徴を述べてきましたが、
 
ここで問題が一つ。
 
両方の条件にがっちり合わない犬種がいるのです。
 
 
例えばパピヨン
 
ちょっとわかりにくいですが、
 
アンダーコートはないので1枚毛ということになり、
 
シングルコートと図鑑では言われる事が多いです。
 
ですが毛は伸び続けなく、
 
ある一定の長さになると生長しなくなります。
 
ですが、柴ほどではないですが、
 
抜け毛は常にあり、換毛期も、あります。
 
毛は伸び続けないと言いましたが、
 
一本の長さが長く、柔らかいので毛玉になりやすく、
 
冬に弱い子が多い。
 
そして耳毛はありません。
 
 
 
あとはシュナウザー
 
図鑑などでダブルコートと言われる事がありますが、
 
被毛は柔らかい毛1枚(クリッピングと言われる、テリア種によくされる作業で、毛を抜く作業のことをいいますが、それを繰り返すと被毛が硬くなり、ショーではその硬い被毛と元の柔らかい被毛を部位によって分け、よりテリアらしくするのですがそのショーの犬基準で考えている気がします)からなります。
 
毛は、この犬種は毛が伸びるペースが遅いですが伸び続けます
 
抜け毛は少なく、換毛期もないです。
 
そして冬に弱い子が多く、耳毛は生えています。
 
 
このように、シングルコート、ダブルコートどちらとも言えない犬種がいることも確かです。
 
そして犬種の中でも長毛種か短毛種かの違いによっても変わることもあります。
 
なので全犬種がシングルコートかダブルコートであるとは言えないため、
 
その犬種によって特徴は変わってくるので、下調べが必要になります。
 
犬種によっての特徴などは、
 
これから少しずつアップしていくので、
 
よければそれを参考にしてください。
 
 
最後までご覧いただき、有難うございます。
 
 
ではまた!