あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

チワワについて

こんにちは!あんこです。

 

今日は犬種紹介です!

 

チワワについて綴っていきたいと思います。

 

 

チワワの原産国はメキシコのチワワ州です。

 

元は今のチワワより大きい犬を品種改良して今の大きさにしたと言われています。

 

体重でいうと1・5kgから大きい子では5kgになる子もいて、大きさは幅広いです。

 

特徴としては小さな体と大きな耳、

 

そして「アップルヘッド」と言われる

 

丸い頭です。

 

 

分類としては超小型犬になりますが、小さくても

 

性格はきつい子が多く、神経質なので番犬としても役立ちます。

 

家族はすごく大切にする子なので多頭飼いもしやすいと思いますが、

 

人見知りの子が多いです。なので初めて見た人、家族以外の人に吠えたり、

 

噛みついたりする場合があるので、しつけはしっかりとする必要があります。

 

 

そして活発で走り回るのが大好きな子です。

 

小さいので散歩量は多くはありませんが、

 

犬を飼うにあたって散歩をしないという選択肢はないので、

 

必ず毎日してあげてください。

 

散歩にはストレス発散の意味もあります。

 

 

チワワの種類として長毛のロングコートと短毛のスムースコート二種類います。

 

今はロングコートの方が人気ですね。

 

愛想の良さも、ロングの方がまだいいかもしれません。

 

毛色はたくさんあり、人気どころはマロのような模様のついた

 

ブラックタンやチョコタンでしょう。

 

そのほかに珍しいところでいうとブルータンもいます。

 

単色もいて、バラエティ豊かでかわいいですよ!

 

スムースもわたしはとても好きです。

 

気難しい子も多いですが、飼い主にはすごくなつき、

 

愛らしいしぐさでアピールしてきます^^

 

短毛なのでお手入れも楽ちんです。

 

 

チワワのお手入れとしては、

 

ダブルコートなので月に一回のグルーミング(詳しくはブログ「わんちゃんの被毛について」をご覧ください)でいいと思います。

 

そのほかに耳の飾り毛がきれいに伸びている子は

 

耳の付け根が毛玉になりやすいので、ブラッシングしてあげると

 

いいと思います。

 

ロングコートの子は毛量によってはお尻の毛にうんちがついてしまったり、

 

男の子はおしっこがお腹にかかってしまったりすることがあるので、

 

本来カットをする犬種ではないですが衛生面で少し切ってもらってもいいと思います。

 

あとは夏にトリミングをするお客様が多いです。

 

やはり暑いからという理由が一番ですね。

 

ただ、切る長さや程度によってはいろいろな問題も起こってくるので、

 

その辺をトリマーさんとよく話し合ったうえで

 

トリミングした方が、後々後悔しなくて済むと思います。

 

それに関してはまたべつのブログで書きますね。

 

 

次に病気に関してですが、

 

多いのは水頭症てんかん、泉門開存、低血糖症です。

 

 

水頭症とは、名前の通り脳に水(髄液)が溜まってしまう病気です。

 

脳に水がたまると、うまく歩けなくなり、

 

フラフラしたり立ち上がれない、よく寝ているなどの症状が出ます。

 

手術で管を入れ、治すことはできますが、

 

完治は大変なリハビリが必要になります。

 

 

てんかんは、発作があります。

 

突然の痙攣、意識障害。

 

これが不定期で起こります。ほかにもぼーっとしたり

 

目が回るようなしぐさも発作の一種です。

 

今では薬で抑えることもできるそうですが、完治は難しいと言われています。

 

 

そして泉門開存

 

これはチワワ特有のもので、小さく改良しすぎたせいだと言われています。

 

生まれた直後は犬の頭蓋骨は大きく5つに分かれています。

 

これは人間の赤ちゃんもそうなのですが、

 

成長とともにこの5つの骨がつながっていき、やがて1つの頭蓋骨になるのです。

 

その工程で、どうしても頭頂部に隙間が空いていて、

 

そこを触ると骨がないのでぶよぶよと柔らかい部分があります。

 

それを泉門というのですが、それが成長して骨が1つにつながっても

 

泉門が開いたままということがあるのです。

 

これは小さすぎるゆえの遺伝的要素で、チワワのほとんどは

 

大きさに違いはあるものの、泉門は開いたままです。

 

ですので脳が直接触れることになり、

 

急所になるのでそこに固いものが当たらないように

 

気を付ける必要があります。

 

 

あとは低血糖症です。

 

子犬のころに多いのですが、ほかの犬種に比べて子犬はさらに小さく、

 

抵抗力も弱く、食欲があまりない子が多いので低血糖になりやすいです。

 

成長して食欲が増せばよくなりますが、小食の子は低血糖症

 

最悪の場合亡くなってしまう子もいます。

 

 

 

チワワについてはこんな感じでしょうか。

 

小さいので敷地に限りのある日本では飼いやすい大きさですが、

 

小さいが故の病気や、神経質な性格など、ちゃんと理解したうえでの

 

検討をして、それでも飼う決心がついたのであればぜひ

 

飼ってほしい犬種です。

 

ほんとに小さくて、かわいくて、どこにでも連れていきたくなるわんちゃんです。

 

では今回はこの辺で。

 

また次回よろしくお願いいたします。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます!