あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

プードルについて

こんにちは!あんこです。

 

この間、映画「図書館戦争~THE LAST MISSION~」のDVD

 

が発売され、私の手元にも届きました^^

 

まだ特典映像含め全て観きれていないので、

 

後日レビュー含め感想をアップする予定です^^

 

 

さて、今日はプードルについて綴っていこうと思います。

 

プードルの由来

 プードルは、フランスが主な原産国で、その名前は

 

ドイツ語で「水中でバチャバチャと音を立てる」という意味です。

 

その名の通り、かつて鴨猟の回収犬として飼われていました。

 

なのでプードルは泳ぎが得意な子が多いです。

 

 プードルという犬種

回収犬としての改良がされたお陰か、目がよく、

 

遠くに飼い主さんがいてもすぐに見つけてしまうほどです。

 

そして回収犬だけあって運動量もたくさん必要です。

 

芸達者なので、ボールをなげてそれをもってくることは

 

たやすく、いろんな遊び方で最低でも1時間くらいは運動させてあげたいところです。

 

頭もいいので、しつけもしやすく、よくサーカスなどでもプードルが

 

出演しています。

 

サイズ

サイズはスタンダード、ミディアム、トイと3種あり

 

一番小さいトイプードルは家庭でも飼いやすいため、

 

初めてわんちゃんを飼われる方にはお勧めの犬種です。

 

サイズの基準は、体高で決まります。

 

なのでダックスと同じでとてもあいまいな部分が多く、

 

トイだと聞いて成犬になってみたらミディアムサイズまで

 

大きくなったということは少なくない話です。

 

JKC非公認サイズにタイニーとティーカップがあります。

 

この二つはトイよりも小さいサイズで、

 

近年小さい子ブームの日本では高値で売られているのをよく見かけます。

 

ですが、小さいだけにたくさんのリスクがあることを

 

忘れないでください。

 

あまりに小さいサイズの子は、ただ単に未熟児なだけであり、

 

その先長生きできる子は少ないと思ってもらった方がいいと思います。

 

特に一番小サイズのティーカッププードルは、

 

病気になりやすく、遺伝性の疾患にかかりやすかったり、

 

骨が細く、骨折をしてしまったりとわんちゃんの

 

扱いに注意が必要になる場合もあります。

 

一番人気の、トイプードルの体重としては

 

3~4kgが多いです。

 

ミディアムになると6~12kg、

 

スタンダードは15~20kgが多いでしょう。

 

特徴とお手入れ

プードルは見た目もそうですが、歩き方にも気品があふれています^^

 

背筋を伸ばしてさっそうと歩く様は東京の青山が似合うような感じ^^

 

被毛はシングルコートなので、抜け毛は少なく、お部屋のお掃除も楽ちんです。

 

ただ、トリミングが月に1回は必要なので、

 

トリミング費用が掛かります。相場では6000円~8000円ほどだと思います。

 

特徴的なくりくりの毛は、柔らかく、毛玉になりやすいので、

 

毎日のブラッシングも欠かせません。

 

ですが、その毛量とアレンジのしやすさから、

 

今は本当にたくさんのカット方法があり、飽きることなく

 

わんちゃんの変化を楽しむことができます^^

 

王道で行くと、一番人気なのがテディベアカット

 

クマのようにマズルは丸く、顔も丸くかわいく作るのがポイント。

 

ショーカットにもなっているのが

 

ラムクリップというもの。

 

足先、尾の根元、マズルにバリカンを入れ、

 

すっきり大人っぽく見せてくれます。

 

他にもショーカットですと、よく図鑑などで載っている

 

コンチネンタルクリップやイングリッシュサドルクリップなどもあります。

 

これはスタンダードプードルがカットしているととても素敵ですね^^

 

あとは人気どころでいうと、アフロカットやモヒカン、

 

キューピーちゃんカットなんかも子犬ちゃんにはかわいいかもしれません。

 

とにかくいろいろなカットができ、楽しめるのが一番の魅力です^^

 

プードルは性格もカットもバリエーション豊富

カラーはJKCで認められているのは単色のブラック、ホワイト、ブラウン、レッド、

 

アプリコット、シルバーなどですが、最近ではパーティカラーと

 

呼ばれる2色や3色のプードルもいるようです。

 

ただ、単色の方が私個人的にもかわいいと思います。

 

カラーや体型によって性格や似合うカットも少し変わってきます。

 

ホワイトですと一番プードルらしい、活発で誠実で従順な子が多く、

 

レッドは社交的、好奇心旺盛、甘えん坊、

 

シルバーはマイペース、のんびり屋さん、

 

ブラックは神経質、クール、など。

 

体型はスクエアタイプ(胴と足がほぼ同じ長さ)はラムクリップのようなショーカット、

 

ドワーフタイプ(胴が長く足が短い)テディベアカットのような

 

かわいらしいカット、

 

ハイオンタイプ(足が長く胴が短い)ブーツカット

 

アフロのような少し変化球のカットが似合うことが多いです。

 

他にも、マズルの長さや目の大きさ、毛量や毛の固さによっても

 

微妙に変わってくるので、やってみたいカットがあったり、

 

いつもと違うカットがしたいと思った時はトリマーさんに相談してみてください^^

 

かかりやすい病気

病気では、膝蓋骨脱臼、進行性網膜萎縮症、てんかん、外耳炎が多いと思います。

 

他にも「涙やけ」という、病気まではいかないですが、

 

目元の被毛が涙でやけてしまい、

 

茶色く変色してしまう現象があり、プードルに限らず白い被毛の子

 

の場合は目立って悩まれる飼い主さんが多いです。

 

 

膝蓋骨脱臼は先天性と後天性両方あります。

 

後天性は落下や打撲が原因のことが多いです。

 

わんちゃんの後ろ足の膝が脱臼するという病気ですが、

 

軽いものであれば痛みも少なく、自分もしくは飼い主さんが手助けすれば

 

一度外れてもすぐもとに戻ることが多いです。

 

ですがそれを繰り返すうちに悪化することもあるので、

 

見つけた場合は早期に手術をしたほうがいいです。

 

症状としては、後ろ足を浮かせる仕草、

 

そして足を後ろに伸ばしてみたり、

 

体重をちゃんとすべての足に均等にかけていなかったりします。

 

膝蓋骨脱臼が心配なわんちゃんは、床を滑りやすいフローリングの

 

ままにせず、マットをひいたりして滑りにくく、

 

衝撃を緩和できるような措置をしましょう。

 

 

進行性網膜萎縮症とは、

 

網膜が徐々に萎縮していき、やがて失明してしまう病気です。

 

最初は夜の暗いときに見えにくくなり、

 

そのうちに昼間でも見えなくなってしまいます。

 

目の病気といえば、白内障緑内障が有名ですが、この病気は

 

この二つと違い、見た目では異常がわかりにくいということです。

 

症状としては、暗い所に行きたがらない、よくつまづく、

 

ものにぶつかるなどです。

 

この病気の治療法は今のところ特に見つかっていなく、

 

ただ失明するのを見守ることしかできません。

 

ですが、数か月から数年かけて進行していくので

 

痛みも少なく、わんちゃん自身目の見えない環境に適応

 

していくようになるので、ぶつけて大きなけがをしないよう、

 

家具の角を保護したり、段差をなくしたりしてあげるといいと思います。

 

 

てんかんについては前ブログ「チワワについて」をご覧ください↓↓

 

ankono-kimamani.hatenablog.com

 

 

外耳炎は耳に炎症が起きる病気のことですが、

 

垂れ耳のわんちゃんは特に犬種関係なくなりやすい病気です。

 

遺伝的に耳が汚れやすい子もいるので、お耳掃除は毎日のケアとして

 

できるようにおうちでしつけをしておきましょう^^

 

以上、プードルについてはこのくらいです。

 

まとめ

初心者でも飼いやすく、飽きのこないカットの種類の豊富さ、

 

芸達者で活発なプードルは、今も多くの飼い主さんを魅了しています。

 

わたしたちトリマーとしても常に勉強しなくてはいけない犬種なので、

 

トリマーさんはプードルを飼っている人が多いです^^

 

わんちゃんを飼いたいけど、初めてだから不安という方でしたら、

 

ぜひプードル、一度ご検討されてみてください^^