あんこの自由気ままにブログ

元トリマーでただいま育児真っ最中なあんこが自由気ままに綴っていきます。

盲導犬は犬であることをわかってください

こんにちは!あんこです。

 

今日は盲導犬について綴っていこうと思います。

 

皆さんは、盲導犬に出会ったことがありますか?

 

日本は、盲導犬はまだ少なく、そんなに頻繁に出会うことはないかもしれません。

 

あまり知られていない盲導犬ですが、

 

知られていないがためになのか、日本人のモラルがかけているのか・・・

 

盲導犬を懸念する人やいたずらをする人がいるということを

 

小耳にはさみました。

 

 

盲導犬とは、視覚に障害を持った方の手助けをしてくれる犬のことを言います。

 

盲導犬の特徴として、ハーネスとリードを付け、

 

「お仕事中」というタグや、バッグ、「盲導犬訓練中」というベストを着ている子もいます。

 

犬種としては、ラブラドール・レトリーバーが主です。

 

他にはゴールデン・レトリーバーもいますが、いろんな理由で

 

ラブの方が合っていると私は思います。

 

盲導犬になれる犬は、さまざまな訓練や素質が必要で、

 

最終的に3割ほどしか盲導犬にはなれません。

 

生まれて2か月の頃にボランティアの方のお家で1歳になるまで飼われ、

 

人間社会や犬社会、基本的なしつけを学びます。

 

1歳から2歳までは訓練所ですごし、本格的な

 

盲導犬としての訓練を行い、その試験に合格した子だけ

 

盲導犬として働くのです。

 

そして盲導犬の寿命は短く、10歳で引退とされています。

 

引退後は、ボランティアの方や施設で幸せな後世を過ごします。

 

ここまでは、盲導犬について基本的な事をお話ししました。

 

 

さて、ここからですが、

 

盲導犬の訓練は、決して無駄にほえないこと、人に攻撃しないこと

 

などは教えていません。もちろん、訓練された犬は

 

おいしそうな香りがしても、近くに犬が寄ってきても、動じることなく

 

仕事をするようには訓練されています。

 

ですが、盲導犬はロボットではなく、犬です。

 

急にたたかれたり、びっくりしたりしたら、それは犬としてどう行動するかはわかりません。

 

わたしが言いたいのは、どんなに訓練された犬でも、

 

万が一の時は、仕事に支障をきたす場合があるということです。

 

盲導犬を見かけて、飼い主さんも目が見えないし、犬も何も言わない、しないだろうと

 

いたずらをしたり、わざと興味をひかせてみたりなど絶対にしないでください。

 

飼い主さんはそのわんちゃんに命を預けています。

 

わんちゃんも仕事を全うしようと、様々な誘惑に耐え、集中して働いています。

 

どうか、盲導犬を見かけたら、温かい目で遠くから見守ってください。

 

飼い主さんが困っているようなら、少し離れた距離から話しかけてください。

 

盲導犬も犬です。あのハーネスを外せば、いつもの、

 

人懐こいかわいい犬に戻ります。

 

仕事中ということを頭に入れたうえで見守ってあげてください。

 

ただし、もし、万が一、わんちゃんになにか異常があった場合。

 

もちろん衛生面や健康面では、法律上どこの施設でも入れるので

 

厳しい管理をしています。

 

ですが、外出中に負った怪我などは、もしかしたら、我慢強いわんちゃんは

 

飼い主さんに知らせることなく頑張って働いているかもしれません。

 

そういう時は、知らせてあげてください。

 

もちろん、声をかけるときは少し離れたところから。

 

でないとびっくりさせてしまいますから。

 

どうかよろしくお願いします。

 

 

そしてもう一つ。

 

盲導犬は、先ほども言った通り、厳しい衛生管理と健康管理を徹底しています。

 

毎日のブラッシング、毎月のシャンプー、血液検査等々・・・

 

それは、飲食店や公共交通機関などさまざまな施設を利用するからです。

 

どんな家庭犬よりも気を配り、周りに配慮しています。

 

そんな盲導犬を、犬が嫌いだからと罵倒しないでください。

 

近寄るなとののしらないでください。

 

犬が苦手でしたら、そっと遠ざかればいいことです。

 

犬アレルギーでしたら、そこから自分がいなくなればいいだけです。

 

もちろん障がい者だからえらいとか、そういうことではなく、

 

助け合って生きていこうということです。

 

そのために、お互い努力しましょう。

 

日本がより良い国になりますように^^

 

ではまた!