マズルの長さ②〜中頭種・長頭種〜 - あんこの自由気ままにブログ

こんにちは！あんこです。

みなさま夏休みはどこへお出かけの予定ですか？？

わたしは古くからの友人たちと家族交えてキャンプに行こうと計画中です。

わたしと気の合う友人が、旦那の友人でもあり、友人の旦那さんも気が合って

一緒に遊べるってそうないとおもうんです。

だから毎回、夏と冬にキャンプやスノボに一緒に行くたびに、あぁ、恵まれてるなぁ

と実感します^^友人は大切にしないといけませんね^^

さて、今日は中頭種と長頭種についてです。

前回の記事はこちら。

ちょっと日にちが開いてしまったので、忘れてしまった方もぜひ読み返してみてください^^

ankono-kimamani.hatenablog.com

前回、マズルと頭蓋の長さの対比によって、種類が3種類に別れ、

頭蓋よりマズルのほうが短い犬種を短頭種といい、その短頭種について

色々綴っていきました。

今回は他2種類についてです。

中頭種は、頭蓋とマズルの長さがほぼ同じ、もしくは少しマズルが短い犬種のことを言います。

例えば、コーギー、ラブラドール、ポメラニアン、柴、チワワなどです。

ただ、犬種の中でも個体差があり、標準よりマズルが長い子、短い子もいることをご了承ください。

それによる性格などの差もありますので、そちらは犬種別の記事にてご覧ください^^

ankono-kimamani.hatenablog.com

今回は、中頭種という大きなくくりの中でのお話です^^

中頭種は、もともとの犬の先祖といわれる犬と同じ種類です。

よって、他2つ短頭種、長頭種はよりいろんな用途に対応するため

作られた種類といえます。

なので一番犬種数が多く、そしてバランスのいい体型の犬種が多いので人気の出やすい種類です。

バランスのいい体型なので、とくに気を付けるべき点や、突起したものはないので、

飼いやすい子が多いのも中頭種ならではですね^^

続いて長頭種。

こちらは頭蓋よりマズルの長さが長い犬種のことを言います。

例えば、コリー、ダックス、ハスキー、ボルゾイ、シェパードなど。

上記犬種を見ればカンの良い方はわかるかもしれませんが、

長頭種は足が速い子が多いです。

足が速いで有名なウィペットも長頭種です。

もし長頭種を飼おうとお考えのかたは、「もってこい」のしつけを覚えさせて

走って遊ばせてあげると喜ぶかもしれませんね^^

そして長頭種といえば、マズルが長いのが特徴ですが、マズルが長い分、

体温調節も得意なので暑さには強いです。

そして視野も広いのが長頭種。

草食動物のように目が横についているので視野が広く、

サイトハウンドといって、視覚で獲物を見つけて捕らえることを得意とする犬種がいます。

その代わり、目の前のものは見えずらいので、たまに鼻先を壁にぶつけたりすることも・・・笑

逆にセントハウンドという嗅覚で獲物を見つけてとらえることを得意とする犬種もいますが、この辺の詳しい分類はまた後々ということで^^

さて、足が速くて暑さに強く、視野も広い（ちょっとお茶目）と、いいところずくめな長頭種ですが、

ここからあまりよくないことも含みます。

実はマズルが長ければ長いほど、野性味が増すと言われています。

そう、オオカミは長頭種よりもよりマズルが長いのです。

よって、犬もマズルが長い犬種ほど、野性味が増し、しつけが難しくなります。

小さいころからしっかりしつけないと、大型犬は特に

成犬になってからでは手が付けられず、結果保健所に捨ててしまう家庭が多いのです。

ただの犬と言っても、チワワでさえ本気で噛めば人の手は腫れあがり、穴が開きます。

大型犬の長頭種が噛めば、指なんてなくなり、骨折が当たり前です。

しつけは、それだけしなくてはいけないもの。

大型犬を飼うときは特にお気を付けください。

話を戻しますが、その野性さのおかげで、活躍している場所があります。

警察犬です。

警察犬といえば、ジャーマンシェパードですよね。

そう、シェパードもまた、長頭種なのです。

犯人や被害者の臭いを覚え、追跡し、時には襲い掛かることもある警察犬。

ゴールデンやラブラドールも警察犬指定犬種ではありますが、追跡や麻薬探知など嗅覚でものを探し、知らせることに優れています。

シェパードは追跡はもちろん、その警戒心の強さから群を抜いて多種多様に適していると言えます。

警察犬は犯人など飼い主（パートナー）以外に懐かないのが理想なので、

一番登録数も多いのは納得ですね^^

そして長頭種には注意すべき病気もあります。

鼻膿皮症や鼻腔内腫瘍など、鼻に関する病気が多いです。

鼻をしきりに痒がって赤くただれていたり、鼻血が続くようであれば、上記病気を疑った方がいいかもしれません。

まずはかかりつけの獣医さんに診てもらってくださいね。

さて、今回はこのくらいにさせていただきます。

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

ではまた！